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Anson Seabraが待望のファーストアルバムをリリース!温かい歌声と儚いメロディに癒される

コロナウイルスはあっという間に世界に蔓延し、悲しいニュースばかりになった。
私達の生活は激変し、閉塞感の漂う日々。
今はうっすらと見えはじめた出口を目にし、希望と不安と焦りの中に居る。

 

ーそんな今、アンソン・セアブラを聞いている。

 

2020年5/8 anson seabra 待望のデビューアルバムがリリースされた。

 

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(そう、anson seabraの読み方がやっと分かった。アンソン・セアブラが正解のようだ。Google検索でついに変換されていて、ようやくスッキリした。)

 

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リリースされたファーストアルバムは、「Songs I Wrote in My Bedroom」

「ベッドルームで書いた歌」というストレートな題名の本作は、彼の表現したいことへの思いにあふれている。その思いはぶれることなくこのアルバムに結実し、「歌」というものの本質を再確認する傑作に仕上がった。

流行りのエレクトリックな要素は一切無し、全編ピアノと歌声を中心としたシンプルな楽曲が並ぶ。音の装飾は最小限に抑え、アナログレコードような心地よいノイズがアルバム全体を包み込み、時折聞こえる鳥のさえずりに癒される。

 

そして、アンソン・セアブラの歌声が優しい。

 

アンソン・セアブラの魅力は温かく柔らかい歌声と切ないメロディライン。語り掛けるような独特な歌い方もまた魅力的だ。

その魅力は「Songs I Wrote in My Bedroom」の一曲目「Dawning of Spring」から存分に発揮されており、ギターのループする音色と鳥のさえずりに誘われて、一気にアンソン・セアブラの温かい世界に引き込まれる。

私のお気に入りはBroken。

この閉塞感ただよう悲しい時期にリリースを決めたのは、アーティストとしての彼のメッセージが込められていると思う。
#STAY HOMEの中、間違いなく確実に私は元気をもらったし、今ももらっている。
語りかけるような温かい歌声と、はかなさを感じるメロディを持つSSW、アンソン・セアブラ。
彼もまたベットルームから飛び出していき、世界を優しく包み込むのだろう。

 

応援しています。