20年代に舞い降りた古き良きヴィンテージソウルの歌姫、セレステの「Not Your Muse」がただただ好きだ♪

セレステNotYourMuseレコード画像

セレステの「Not Your Muse」がいい♪

デビューアルバムなのに特別な安定感。デビューアルバムだからこその若さの記録。

なんだろう、凄く聞きやすい。

メロウな曲が多いから?好みだから?声が素敵だから?

なんだろう、すっと入って癒やしてくれる。

歴史に残る名盤となるであろう本作を、私の感じた熱い思いの記憶として書いておこう。

セレステの凄さ

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イギリスのシンガーソングライター、セレステ。「BBC Sound of 2020」「ブリット・アワード2020 ライジングスター賞」をふたつも受賞した逸材。初めてYouTubeで彼女を見た時、およそ新人とは思えない圧倒的な存在感、堂々としたたたずまいにまず驚いた。個性的なヘアスタイル、クラシカルなファッション、彼女の存在する画面がまるでアートのよう。

そして何よりその歌声。まるでソフトフィルターをかけたかのような霧がかった優しい声
エイミー・ワインハウスの鬼気迫る力強さ、ジョルジャ・スミスの硬質感、アーロ・パークスの現代性。素晴らしいアーティスト達の持つ個性とはまた違った個性がある。

昔、学校の音楽の時間によく言われた「お腹から声をだして!」の感じ?すごくお腹から出ているような深くて豊かな美声がほんとに素敵だ♪

「Not Your Muse」がいい♪

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2021年1月セレステのデビューアルバム「Not Your Muse」がリリースされた。世界的なコロナ禍による発売延期を乗り越え、全英アルバムチャート1位を獲得した実力の一枚。気心の知れた仲間たちと、過去に遡りアナログな方法でライブ録音された本作は2020年台に舞い降りた温かいビンテージソウルの世界。

んー、癒される♪

昨今のトレンドとは一線を画すクラシカルなソウルに根差し、古き良きスタンダードが何故スタンダードたるのか?その素晴らしい魅力を再確認させてくれる作品だ。

そしてなんでだろう?繰り返し聞いても疲れない。語りかけるように歌う中音域が多く、中音から低音域の声のバリエーションが豊かで飽きさせないからか?効果的に入る高音域でメリハリが出ていて、高音域ガンガンではないのが聞きやすいからだと私的に思う。

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このアルバムをレコードで聞くのは最高だ♪

私の好きな曲「Not Your Muse」

「Some Goodbyes Come with Hellos」

そして「A Little Love」(しかしまさか!?私の買ったレコードは8trackで入ってない、、、やってしまった。)

20代の女性らしいセレステの声がとっても可愛い♪

くれぐれも購入の際は12track versionで。